|
ワークライフバランス  |
キーワード説明
近年欧米の企業では、従業員の仕事と私生活のバランスを保つことを重要な人財戦略のひとつとしてきた。その目指すところは、充実した私生活が送れる人は、仕事の意欲も高まり、その生活を提供してくれる組織に働き甲斐を見出し、組織にとって良い成果を生み出すという好循環である。また、ストレスやプレッシャーを原因とする従業員の過労死や疾患を防ぐことにも機能する。
日本でも、個人が生き方や働き方に多様な価値観を持つようになった現在、企業としてワークライフバランスに取り組むことは、人材育成と同様、あるいは同義をもって重要視されるとみられている。
人財ラボのコメント
高度成長経済からはじまり、低成長の時代を経て、再び変革の激しい時代になった今、人々の働き方や生き方にも様々な変革が起こりました。会社と自分の生き方が一致していた時代(高度成長時)には、自分の生活を考える前に、会社の勢いに自分を合わせることが重要でした。低成長の時代は、会社の考える生産性に自分を合わせ、会社の戦略によって自分の生き方そのものを変えさせるようなことも発生しました。成果主義の台頭など、会社がひとつのレールを敷き、その通りに乗れる人が優秀な従業員といわれた例が代表的です。このような時代において、自分の生き方と仕事をするということにどちらかのバランスを崩し、仕事に合わせるべきか、生き方にあわせるべきかに悩んだ多くの従業員がいました。今変革の時代を迎えるにあたって、今までの生き方や仕事の仕方がどのようになるかはまったく予想はつきません。必要なことは、仕事だけでもなく、生き方だけでもない、仕事と生き方をどのように両立させていくかを考えることなしに、変革の時代を生き抜くことは難しいでしょう。ワークライフバランスは一人ひとりの価値観によって異なりますが、最も自分らしい生き方と働き方を考える時代になったのではないでしょうか。
ご意見はこちら
人財ラボの用語集はまだ未完成です。皆様のコメントを参考にさらに精度をあげてゆきたいと考えています。皆様のご意見ご感想をお書き下さい。